日時:2001年12月25日
依頼者:K社
業種:自動車用大型部品、家電エアコンパネル等の金型製造
依頼内容:金型製造コスト削減、短納期対応で困っているので良い方法はないか?
処方内容:「低速高送り加工法の導入による荒取加工から仕上加工法の全面見直し」
結果:製造コスト45%減、納期35%短縮
ユーザーの声
当社は金型の価格低下と短納期要求に十分対応できず、2年続けて、赤字で、経営的に非常に苦しかった。社内の金型加工法やNCデータの作り方の改善などの指摘を受け、従来の加工法にあまりこだわならい若手中心で、プロジェクトチームを編成し、加工スピードアップから手掛けた。従来のやり方に較べて、半分以下で出来たのには驚いた。いかに先進のレベルの技術知識、情報が不足していたかが、よくわかった。過去のベテランの経験とやり方だけでは、自己の狭い視野にこだわり、この新加工法は生み出せなかったと思う。指導を受けたお陰で、先進技術に短時間で追いつく事ができ、NCデータ作成能力は3倍以上になっている。
従来の仕上の手間も大幅に減少し、トライ時点での顧客のクレームが極端に少なくなって来ている。今期の決算で、累積赤字は、一気に全て解消し大幅利益を出せた。
今後ともこの発展が続くと予想している。市場競争力は十分確保されて来つつあると思っている。
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