代表的な調査依頼内容

■調査依頼の詳細

 古いマキノNCマシンで、数値制御装置がFANUC-6Mや11Mの為、NCデ−タの切削送り速度をF2000にしても実際の加工速度はF300〜F700位しか上がらず、コーナ形状部ではエンドミルが喰い込んで加工不良になってしまう。現有のNCマシンは古い機械が多く、新品のマシンを購入する経営環境にない。何とか、現有設備を効率良く稼動させる方法がないか、困っている。
処方箋はこちらから


■調査依頼の詳細

 工具突出長が400oを超えると、Z切込量を浅くしないと加工できず、ビビリが生じ易く、切粉排出量が急激に低下する。このため、アングルヘッドを使い、突出長を短くして加工するが位置合せや干渉チェックに手間がかかり、局部的加工となり、NCデ−タ作成も大変である。突き加工を採用しても、工具寿命が短く無人加工ができない。もっと楽ができて、能率的な加工方法はないだろうか?


■調査依頼の詳細

 プレス金型のパンチ、ダイは鋳物FC材料では 表面が加工硬化しているが内部は軟らかい。 鋳鋼やSKD11鋼材ブロックは出っ張って 埋め込まれ 削り代が余分に付き、硬度が硬く、硬軟両者が混在した変化の激しい切削加工では 無理な加工はできず、工具寿命が極端に短い。 このため、場所毎に局部的加工となり加工能率低下が避けられない。鋳造上りで、局部的な大きな加工代の事前予想がつかず、無人荒取加工時にトラブルが発生することも多い。このような諸問題を解決でき、高能率加工ができる方法はないか?


■調査依頼の詳細

 焼入ダイス鋼で、R6ボール(145o) 突出長のNC直彫加工は、高速回転高送り加工をすると突出長が長いためビビリがひどく、工具寿命も短いため、通常では放電加工が多い。コストダウンと短納期のために、直彫加工ができないか?


■調査依頼の詳細

 3次元曲面形状や21/2加工での中仕上加工は、ボールエンドミルで行なっているが、複雑形状の小R形状が多い。しかしながら、高速NCマシンは1台しかなく最大回転数4000のNCマシンが多くあるので、このマシンを使用して、曲面中仕上加工時間を大幅に短縮できる方法はないだろうか?



Copyright(c)2003 KC Co.,Ltd. All Rights Reserved.